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いつまでも子どものままで

「LA LA LAND」と「二人セゾン」

youtube.com (文中にネタバレあり) 「ラ・ラ・ランド」を観た。このブログは、比較対象として欅坂46の名曲「二人セゾン」をとりあげながら、「ラ・ラ・ランド」の面白さについて書こうとしている。いかんせん映画に対する教養があまりなく、ふんだんに取り…

「たかが世界の終わり」と家族

『たかが世界の終わり』予告編グザヴィエ・ドラン(ずっと「クサヴィエ・ドラン」だと思っていた…)「たかが世界の終わり」を観た。 前日、東京で一個予定があったあと、横浜で両親と会うということになっていて、どこかで合間で映画でも観たいなと思ってい…

2016〜2017の観たもの、聴いたものの感想など

2017/02/14 先日のグラミー賞でBeyonceが最優秀アルバム賞などの主要部門での受賞を逃した。昨年のグラミー賞もまた、Kendrick Lamarが本命とされていながらTaylor Swiftが最優秀アルバム賞を取った。ここ数年ブラックミュージックの影響力はどう考えても見…

2016年ベストアルバム/ベストソング

ベストアルバム 1.BiSH「KiLLER BiSH」 KiLLER BiSHBiSHロック¥2000個人的な思い入れがあまりにも強く1位。10月8日の日比谷野音でのツアーファイナルでのアンコール「オーケストラ」は本当にすごかった。 シティ・ポップにトレンドが完全に移行しきった2016…

最近邦楽しか聴いていない

最近邦楽しか聴いていない。高校生の頃英語もよくわからず海外の音楽を多く聴いていたけれども、結局は邦楽のほうが直接的に歌詞が耳に入ってきてちゃんと理解できるから好きだ。冒頭「最近」と書いてみたはいいものの、結局のところここ10年、どっちかとい…

久しぶりにゼミの先生に会った

仕事の忙しさを言い訳に会うべき人と会わない、あるいは一度会っても二度目の機会をつくらない、といったことがよくあって、そういう状態でいるとさまざまな人に対する負い目が強くなっていく。その負い目と変に真剣に向き合いすぎると、あるいは目を逸らし…

20160809

車窓から見える住宅街の風景には、すぐに田畑が忍びこむようになり、一番奥に見えるものは海になったり、山になったり、あるいはビルに遮られて見えなくなったりする。たまに灰色や、赤と白の横のストライプが入った煙突がそびえる。 日中は家で寝ている僕に…

BiSH「FAKE METAL JACKET」

終電の時間を忘れていたことに気づいた。すぐに一緒にいた方が新橋から自宅の方へ向かう深夜高速バスを教えてくれ、タクシーに乗って新橋へ向かった。一本乗り過ごしていたことを知りもうこの時点で半ベソになっていたが、少し終点が違えど、最後の最後の一…

生まれながらの主人公、いつだって前を向くスーパーヒーロー。生駒里奈

いまから「26にもなって何言ってんだ」という文章を書こうと思う。詳細に書きたいことが山ほどあるはずなのだが、興奮しているかつ眠いので、とりあえず書き殴っておく。もしかしたら後日編集しなおすかもしれない。BRODY (ブロディ) Vol.6 懸賞なび 2016年7…

森達也「FAKE」

映画『FAKE』予告編7月3日、「FAKE」を観にジャック・アンド・ベティへ行った。 「FAKE」は、いつぞやにワイドショーとかを賑わせた耳の聞こえない作曲家、佐村河内守を追ったドキュメンタリーである。全編ハンドカメラみたいなので撮られているので手ブレが…

Perfume「エレクトロ・ワールド」

のっちが「27歳の私は若いお母さんになって授業参観に行っていたかったけど、もう私は若いお母さんにはなれない」的なことを雑誌のインタビューで語っていたということをネットの記事を読んで知った(情報弱者)。Perfumeってみんな27歳なんだと再認識した。…

第八回AKB48選抜総選挙の岡田奈々さんに心を揺さぶられた

2年ぶりくらいにAKBのCDを買った。「翼はいらない」。向井地美音がセンターの曲だ。バイト先でも最近ずっと流れている。翼があったらいいなって考えてみけど、よく考えたら翼はいらないやという曲である。超いい曲だ。秋元康になりたい人生だった。44th シン…

欅坂46「世界には愛しかない」

日付は変わって2016年6月18日、横浜駅からの最終電車に乗り、手を振り見送る友人に、同じように手を振り返す。電車が少しずつホームを離れ、彼らが見えなくなると、僕はほぼ条件反射でアイフォーンに手を伸ばす。アイドルの自撮りの待ち受け画面の上に規則的…

YouTubeが好き

もう6月も半ばを過ぎたので、音楽オタクみたいに2016年上半期ベストでもまとめたいのだが、金がなくてApple Musicを停止させてしまって聴いた新譜がベストにまとめるほどないので、まったく別のことを書こうと思う。 最近は、YouTubeばかり見ている。かなり…

一回もちゃんと聴いたことのないアルバムの一曲目

eastern youth - 夜明けの歌 @ METEO NIGHT 2014 FINALApple Musicが登場してから、本当にTSUTAYAに行くことがなくなった。近くのTSUTAYAが2,3年前に潰れてしまって足が遠のいてしまっているというのもあるが、それにしても何年もTSUTAYAでCDを借りていない…

年間ベストアルバム2015ほか、音楽関係いろいろ総括

久々にブログ書く。 2015年はApple Musicのおかげでさまざまな音楽に触れることができた。5年前の自分なら絶対に手を出さなかったであろうジャンルをとりあえずライブラリに入れておくことができるようになったので、手当たり次第ライブラリに入れておき、あ…

サードプレイスvsショッピングモール(消費社会の生き方)

最近はとても忙しかったが、久々に休みができた。フランス語の中間試験も終わり、とりあえず切羽詰まった感覚が抜けて時間もできたので、ブログを書こうと思う。 いまは社会学のゼミでレイ・オルデンバーグの『サードプレイス』という本を読んでいる。サード…

音楽の希望と絶望(『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』書評)

柴那典の初の単著『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』を読んだ。 この本が言わんとすることは、このCMを見れば一発で伝わってしまう。 Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク) - YouTubeロック音楽を語る上で用いられたクリシェと詳細な取材によって、「サ…

音楽と芸能の問題とかのこと

久々に友人に会ったとき、音楽について語らう場面になった。その友人は音楽がとても好きで、会うたびに音楽の話になる。僕の洋楽の趣味も彼によって培われた部分が大きい。そんな彼がいうところによれば、「音楽はどんな人の心をも突き動かす普遍性みたいな…

「恋するフォーチュン・クッキー」が音楽の楽しみ方を教えてくれる

昨日久々に会った友人に「ブログを更新しなくなったらぜんぜん近況がわからん」と言われた。そのあとブログの話になって「公開するにせよしないにせよ、常にできあがった文章を書いておくというのは大事なことだ」ということで意見が一致した。さっそく久々…

#vingow の自動要約機能が面白かったのでいろいろ考えた

意外とはやくインターネットの未来きた Gunosy炎上とハフィントン・ポスト、楽しいインターネットの未来 - b ブックレビュー/サマリー系サイトが来る(Book-exについて) - b 上記2エントリで、僕は「機械の自動キュレーション機能には限度があるんだから……

「はじめてクラブ行った」の補足

(最近は「だ・である」調で書いてることが多いですが、今回に限ってはそれだとあまり感じがよくないので、「です・ます」調で書いてみます。) はじめに (雑文)はじめてクラブ行った - b だいぶ前に書いた記事が、当ブログ二回目のホットエントリ入りをし…

AKB48、32ndシングル選抜総選挙の予想するよー!!!

AKB48の32ndシングル選抜総選挙、1位~64位まで、予想してみた。 なお、まともなデータから分析したとかいうものではないので、真に受けないように。 32ndシングル選抜メンバー予想 1.大島優子 そういえば去年の総選挙直後に合コンとかあったけど、その後も…

ブックレビュー/サマリー系サイトが来る(Book-exについて)

ビジネス系必読本の内容がサラリとわかるwebメディア 前回のエントリーを読んだ友人から、割とそのテーマに近いサイトの話をされたので、このブログでも紹介しておく。そういえば、このブログで一ヶ月に二回更新するのって、はじめてだ。 紹介されたのはこの…

Gunosy炎上とハフィントン・ポスト、楽しいインターネットの未来

Gunosy炎上以前からこの問題はあった [衝撃]Gunosyはただの「はてブ拡張サービス」だった?衝撃の分析まとめ - NAVER まとめ 僕も登録していたウェブサービス「Gunosy」が、炎上しているらしいと、はてブホットエントリを見て知った。その内容は「Gunosyが…

アケカスが語る、峯岸みなみが坊主にした理由

峯岸みなみが丸坊主にしたらしい。 僕はこの情報をネット上ではなく、むしろ他者の口伝えで聞いた。「ああ、AKBもここまできたか…」と冗談半分で苦笑いしたが、公式にアップロードされた動画を見て唖然とした。これはヤバイところまで来てしまったと思った。…

(雑文)はじめてクラブ行った

友達に連れられて、はじめてクラブに行ってきた。 まず、警備員に入り口で身分証明証が求められた。保険証と学生証を提示した。警備員は眉を潜め、その身分証と僕の顔をまじまじと見る。彼は僕に「次回からは運転免許証、パスポートなど国の認可を受けた写真…

濱野智史になってはいけない…?(『前田敦子はキリストを超えた』書評)

前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)作者: 濱野智史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/12/07メディア: 新書購入: 9人 クリック: 3,364回この商品を含むブログ (34件) を見る 本当は、「ヤバイ。糞本もいいとこだった。日本…

テン年代アイドルファンの想像力

はじめに アイドルたちの時代が、再び訪れた。そういっても過言ではない。テレビや雑誌を彩るのは、「国民的アイドル」の冠を欲しいがままにするAKB48グループだけではない。かつて一時代を築きあげてから、ずっとメンバーが入れ替わりながら続いてきたモー…

君と僕の虚構恋愛ゲームの話

日本の現代の芸能には、アイドルという独特の文化がある。カタカナで書くアイドルは、海外のidolとはまた違ったニュアンスを持った言葉だ。言い換えれば、日本には、海外の芸能人にない不思議なニュアンスを持った、アイドルという者がいるのだ。 日本の芸能…